お菓子でおかしな関係!?~4人の同居生活~
「…残った…今を?」
「そう。もう少し残っているのなら
たくさん思い出を作るんだな」
幸信おじさんは、そう言った。
「………。」
考え込む悠斗。
その事は、家に帰ってから輝君にだけ話した。
「そっか~マスターもいい事を言うじゃん」
感心する輝君。
「うん…そうだな」
「で、どうするんだ?悠斗…」
少し沈黙になった後
「…正直悩んでいる。
アパートも見つけ無いといけねぇーし。
どうするか…」
深刻そうに言う悠斗。
「ならさ~前から考えていた
いいアイデアがあるんだけど…」
「何が…?」
「…実は…」
そう言いコソコソと悠斗の耳元で言う。
「…はぁっ?マジで…!?」