お菓子でおかしな関係!?~4人の同居生活~
「……やっぱり。怪しいと思ったんだ」
ボソッと言う悠斗。
相変わらず鋭いわね。
でも、まだ甘い。
「えぇ~せっかくのサプライズだったのに~!?」
残念がる輝君。
「フフッ…」
私と雪乃は、お互いの顔を見て笑い合う。
「……どうしたの?」
「実は…こっちもあるんだよね。
サプライズ プレゼントが」
そう言うと隠していたプレゼントを出す。
「これは、輝君に」
雪乃が代表として輝君に渡してくれた。
「うわぁ~ありがとう。
何かなぁ~?」
わくわくしながら箱を開ける。
「あっ俺の似顔が描いたケーキだ!?
可愛い~美味しそう」
喜んでくれる。
「こっちは、悠斗に」
悠斗には、私から渡した。
「…俺のは、何?…これ?」
喜ぶより驚かれた。