お菓子でおかしな関係!?~4人の同居生活~

「お、これうめぇ~」

「私の食べてるこれも好き~!!
美味し~い」
大はしゃぎしながら食べる雪乃と輝君。

すると
「どうだ…元気出たか?」
突然話しかけてくる悠斗。

「う、うん。
何かいい思い出が出来て嬉しい。ありがとう」
ニコッと笑顔で言う。

「ふ~ん。
なら、いいけど…あっクリーム付いてる」
そう言いながら頬に付いたクリームを手で取ってくれた。

ドキッ
「あ…ありがとう」

いつもいつも
驚かされてばかりだったなぁ…悠斗には。

同居生活が、始まって付き合うようになって…

始めの頃は、凄く悠斗の事がムカつくし大嫌いで
一緒に住みたく無かったけど…今は、考えると
これど良かったんだと思えてくる。

まさか、そう思える日が来るなんて夢にも思わなかった。

最後だと思うと寂しいけど…
ちゃんと受け止めないと

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