お菓子でおかしな関係!?~4人の同居生活~
「失礼ねぇ~別にあんたのためにやっている訳じゃないわよ」
「はぁっ?
そんなこと考える訳ないだろ?気持ち悪い……」
何ですって!?
ギャーギャーと言い合っていると
「ふぁ~朝から仲良しだねぇ~2人共」
あくびをしながら輝君が起きてきた。
『仲良く無い!』
お互い息ピッタリに言ってしまう。
真似しないでよ!?
「…だから、息ピッタリだって
朝から元気だねぇ~」
苦笑いしながらツッコむ輝君。
「も~変な事を言わないでよー輝君。
迷惑だし。しかしそれよりも雪乃遅いなぁ~まだ、寝てるのかなぁ~?」
そう言っていたら雪乃が目をこすりながら起きてきた。
「ふぁ~おはよ~う。
何か…賑やかだけど何かあったの~?」
「おはよう、雪乃。
ちょっと…うるさい人が文句言っていただけよ!
それより朝食にしましょ」
私は、気を取り直して皿を並べようとする。
「うわぁ~フレンチトーストだ~!?
私これ好き~」
フレンチトーストを見て喜ぶ雪乃。
「おーいいねぇー
少し焦げてるけど…美味しそう」
輝君も褒めてくれた。