お菓子でおかしな関係!?~4人の同居生活~

「ふーん。そんな事があったんだ…」

「まぁ、麻衣ちゃんにとったら俺は、目標だしな。
俺の場合は、パッティシェよりこっちの方が性に合ってるんだけどさ~」
長々と話を始めようとしたら悠斗の姿は、居なかった。

「って…おい。今の話を聞いてたか!?」

「聞いてませ~ん」

「聞いてるじゃん。」
そうツッコミを入れる幸信おじさん。

そんな話をしてるとは、知らない私は新作のオリジナルケーキを作っていた。

「よし、これで完成だ!!」
出来上がったケーキを見て喜ぶ。

苺のムースにして果物をたくさんの乗せて派手にしたオリジナルケーキだ!他にも色々と工夫してある。
味もバッチリ美味しく出来た。

雪乃と輝君と幸信おじさんにも味見してもらったけど美味しいって言ってくれた。

後は、これを当日に持って行くだけ…。
自分の出来るだけの力は、出したつもりだ。

そして当日。
私は、タクシーで開かれている会場まで行ってそのケーキを作らないといけない。

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