お菓子でおかしな関係!?~4人の同居生活~

「今、出前に行ってるよ!」

あっなら今が…チャンス。
居たら、いちいちうるさそうだし…。

「あの~朝、輝君とお話してましたよね?」

「えっ!?あ、はい。
輝坊ちゃんとお知りいですか?」
そう尋ねるお爺さん。

「知り合いと言うか…今、他の2人も居るけど
私の家で一緒に生活をしてるんです」

「それは、それは…失礼しました。
輝坊ちゃんが、大変お世話になっています」
ご丁寧に挨拶をしてくれた。

「いえいえ、そんな…気になさらないで下さい。
ってあの…輝君と、どう言うご関係で…?」

「申し遅れました。
私は、輝坊ちゃんの家で、じぃやとしてお世話係りをしている北原と申します!」
丁重に名刺を渡してくれた。

「お世話係りですか…?」

「はい。旦那様の頃からずっと…ただ輝坊ちゃんが家出をされてしまい捜しておりました」

えっー!!?

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