お菓子でおかしな関係!?~4人の同居生活~

「…分かりました!私も何かお手伝いをします」

「そんな…ご迷惑は、かけられません」
慌てる北原さん。

「気になさらないで下さい。
私もこのままだとよく無いと思いますし…輝君には、お世話になったので」
こんなのほかっておけないよ!

「ありがとうございます」
お礼を言う北原さん。

「おいおい…勝手にそんな事を言っちゃっていいのかよ!?
麻衣ちゃん」
幸信おじさんがそう言ってツッコミを入れてきた。

「だって…このままには、しておけないもん。
助けてあげたいじゃん!」
そう話をしていたら悠斗が、帰って来てしまった。

ガチャッ
「マスター出前に行ってきました…って何で、お前が居るんだよ!?」
私には、嫌そうな顔をするが…

「別にー幸信おじさんと話をしたかっただけだもん」

「…ふーん」
うわっ…興味なさげとかムカつく。
まぁ、いいや。

私は、幸信おじさんに
「じゃあ、幸信おじさん。悠斗には、その事言わないでよ!」
コソッと耳打ちをして店を出た。

「ふぅー困った子だねぇ~麻衣ちゃんは」
呆れながら溜め息を吐く幸信おじさんに悠斗は、

「…あいつ。何しに来たんですか?」と聞いてきた。

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