お菓子でおかしな関係!?~4人の同居生活~
「えっ?あぁ…仕事の相談だよ!
ちょっと…暴走気味だけど…」
曖昧な返事をする幸信おじさん。
「…ふーん」
怪しむように見る悠斗。
「さぁ、俺も仕事。仕事」
そう言い逃げるように向こうに行ってしまう。
その頃
私は、家で雪乃にその事を全部話した。
「えぇー輝君ってあの宝条グループの御曹司なの!?
超お金持ちじゃん!」
驚く雪乃。そりゃあ、驚くよね。
「でっしょーう!?
私も最初聞いた時は、びっくりしちゃったもん。
輝君って実は、凄い人だったんだよ!」
「すご~い。人は、見かけによらないね。
私も協力するよ~」
雪乃は、快く引き受けてくれた。
さすが雪乃?そう言ってくれると思っていたよ!
「ありがとう…。でも、どうやってやるかが問題なのよね」
言ったのは、いいけどアイデアが浮かんでこない。
うーんと悩んでいると雪乃が
「まずは、そのお姉様方と輝君が、会って話し合いをするのが大事なんじゃないかなぁ~?」
そう言ってきた。
「話し合いか…確かにそうよねぇ……」
逃げてばかりだと何も解決しない。話し合いは、必要だわ。
「よし。なら、そのきっかけを私達で作っちゃわない?」
雪乃に提案を言ってみる。