お菓子でおかしな関係!?~4人の同居生活~
その後
悠斗と梓さんは、ジュエリーショップに入った。
「うわぁ~彼女さんに買ってあげるのかなぁ~?
いいなぁ~」
羨ましがる雪乃。
ふーん。
プレゼントを買ってあげるぐらい…ラブラブなんだ。
私の誕生日の時は、何もくれなかったのにさ
彼女には、ちゃんとあげるんだ?
当たり前の事なんだろうけど……何だか腹が立つ。
「…雪乃帰ろう。
こんな奴を見てても仕方が無いよ!」
「えっ?
でも…いいの?せっかくいい所なのに」
「いいの。さあ、帰るよ」
そう言い強引に去ろうとする。
「あ~ん。待ってよ~麻衣ちゃん」
慌てて追いかける雪乃。
そうよ!
こんな奴の事をなんて、もうどうでもいいんだから
自宅に帰るとイライラしながら洗濯物をたたむ。
輝君は、怖がりながら雪乃に
「ねぇ…麻衣ちゃん何かあった…?
もの凄く殺気なんだけど…」
怯えている。