お菓子でおかしな関係!?~4人の同居生活~

「そうよ!
本当に偶然に見かければ、問題無いはず…」
いいことを思いつく。

ちなみに今日は、私が料理当番だし。
買い物に出てもおかしくないよね……フフッ…

輝君も気にしてるはずだし
今日は、確か特売日の日だからついでに手伝ってもらおっと

そして、しばらくして輝君に声をかけてみる。

「ねぇ~輝君。今日私が料理当番なんだけど…
買い物に行くの手伝ってくれない?
特売日なんだけど重くてさ~」

「うん、いいよ!
これといって予定無いし」
アッサリと承諾してくれた。

やった~!!
と喜んでいたら、じっとこっちを見てくる悠斗。

「な…何よ?本当に買い物に行くだけだもん。
何か文句ある?」
焦りながら反論する私。

「いや…別に…」
そう言うと知らん顔をしながら本を読み始める。

少しムカついたけど
ふぅ~危なかったと息を吐く。

悠斗の前だと気が抜けないわ。
いつ勘づくかも知れないもの。

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