お菓子でおかしな関係!?~4人の同居生活~

「じゃあ、さっそく行こうか?」

「うん、そうだね」
笑顔で答えてくれた。
無理してそうで心配になる。

「じゃあ、行ってきまーす!」
そう言い家を出る。

しばらく歩いてると輝君が
「ねぇ、ちゃんとエコバック持ってきた?」

「バッチリ。
今は、袋も有料化になって嫌だよねぇ~」

「そうだね。カバンとか忘れたら大変だからね。
この前なんて…うっかり忘れてダンボールを抱えて帰る事になって恥ずかしい思いをしたよ」
苦笑いしながら話してくれる輝君。

「アハハッ…輝君だと引っ越し屋さんみたいだもんねぇ~」

「えーそれは、酷いなぁ~」
笑いながら話をしていたら雪乃が行きそうな商店街に
来てしまった。

「この辺に居るといいんだけどなぁ~?」
そう思いながら歩く。

輝君を見ると気になるようで
たまにチラチラと辺りを捜していた。
やっぱり気になるんだね。

「雪乃の居ないね?」
そう言って話しかけてみると

「そ、そうだね」
動揺しながら答えていた。

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