お菓子でおかしな関係!?~4人の同居生活~
慌てて誤魔化さなくてもバレバレだから
苦笑いしながら輝君を見ていた。
しばらくして
向こうの方から雪乃と新彼らしき人が一緒に
歩いてる所を発見する。
そして
喫茶店の中に入って行く。
「あの人が…新彼の宏樹さんか…う~ん。
カッコいいけど何か怪しいよねぇ~輝君」
輝君にこっそりと話しかける。
「でも、お似合いだよねぇ…やっぱりこう言う人が
いいんだろうなぁ~」
しゅんと落ち込みだす。あぁ、落ち込まないでよ!?
「何を言ってんの。
まだ、どんな人か分からないじゃん。行くよ!」
輝君を引っ張る。
「う、うん…」
私と輝君は、用意した変装につけて喫茶店の中に入る。
雪乃は、嬉しそうにその男と話をしていた。
「…雪乃、楽しそうだね」
「…雪乃ちゃん…」
悲しそうな表情をする輝君。
イチャイチャしてて
本気なんだろうなぁ…と思った。
幸せそうに笑っているし……