お菓子でおかしな関係!?~4人の同居生活~
「俺には、雪乃ちゃんを守れる資格なんて無いよ!
だから…麻衣ちゃんが行ってあげて」
「何でよ!?
資格なんて関係無いじゃん!!」
「俺は…変な趣味を持ってるし。
こんなんだから…全然カッコよくも無い俺が助けても喜んでくれないよ。麻衣ちゃんだったらきっと喜んでくれる」
自信がない様子の輝君。
はぁっ!?
何よそれ……!?
「何を言ってんのよ!?
雪乃を守るのは、輝君しかいないじゃん!!
何を気弱なことを言ってんの」
そう言って怒る。
そうしたら
「…ずいぶん情けない発言だな?輝」
何処からかアイツの声が聞こえてきた。
えっ!?
その声は……
振り返ると悠斗が居た。
「…悠斗…」
「な…何で?悠斗が…ココに?」
驚きながら言う私。
「お前らがあまりにも遅いから心配になって来てみたんだ。
やっぱり勝手な事を…」
呆れながら言う悠斗。