運命の音。

はぁはぁ。。
ウキウキしすぎて、不覚にも電車を降り過ごした。。
今日は登校初日、美香と待ち合わせをしてたのに、5分遅刻だっ


「美香、おはよっ!
んで、ごめん!電車降り過ごして。。」

校門の側で待つ女の子が私の幼なじみの
桃田 美香(ももた みか)。
夏休み中、何度も会ってたけど、この制服を着た美香はいっそう美人で、
私と数センチしか変わらない身長だけど、スラッと見える。

「美香!
良かった、無事着いた!
迷ったんじゃないかと思って心配したんだからっ
私も一緒に来てあげたかったんだけど、、ごめんね?
とりま、職員室行きますか?」

美香の家と最寄り駅は一緒だけど、美香は文化祭の用意で先に学校に着ていた。
さっと美香に手を引かれて職員室に向かうことに。
なんだか本当に幼なじみだったんだなって、しみじみに感じる。
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