はい 死神さんです 2
5話目~能力の覚醒~
任務を終えたシグメ・メルトは無事 天界に帰ってきた。
メルト「ただいま戻りました。」
テティ「お帰りなさい。メルト君、シグメ君。」
リコル「あ、シグメ君、メルト君お帰り。どうだった?」
メルト「色々ありましたけど、無事回収出来ました。」
モモ 「お疲れ様です。では報告書を出しに行きますね。リコルちゃん行きますよ~。」
リコル「はいはーい。」
リコル達が去った後もシグメはずっと下を向き 黙り込んでいた。
メルト「シグメ君 大丈夫?」
流石に心配になったメルトが声をかける。
シグメ「・・・・・・。」
一切喋らなかった。メルトはうつむいてしまった。その時
コウ 「メルト君を困らせちゃダメだよ~ シグメ君。」
メルト「コウさん!」
コウとハクが歩み寄る。2人のまとうオーラが少し違った。
コウ 「死神が人の死に同情しちゃダメだよ。回収する時は【感情】を捨てなくちゃ。」
コウは笑った。コウのまとったオーラは今 死神その者のオーラだ。
その笑顔にシグメはゾッとした。コウの言葉が怖い・・・。これが死神なのだろう。
ハク 「仕方が無いよ コウ。シグメ君は初心者なのだから。でも、シグメ君
死神は人に同情してはいけない。コウの言う通り【感情】を捨てて回収を行う。」
メルト「どうして感情を捨てるんですか?」
ハク 「死神がそういう者だから・・・。」
4人の間に嫌な空気が漂う。そこにー。
タッタッタッ
テティ「コウさーん。」
鈴のような声をした女性 コウの管理人 テティが駆け寄ってきた。
コウ 「ん?どうかした。」
テティ「新人死神の能力検査の準備出来ました。」
ハク 「もう、能力検査をするのか?」
コウ 「うん ハクも見たでしょ?シグメ君の様子じゃ、もう能力が使えるみたいだからね☆ 」
メルト「あの、能力検査って?もしかして シグメ君の心を読んだ事と関係があるんですか?」
コウ 「大ありだよ。メルト君も 使えると思うし まずは検査から。」
ふたりを連れてやって来たのは研究所みたいな所だ。ハクが研究所の奥から水晶玉を持ってきた。
ハク 「はい この水晶玉に手をかざしてごらん。」
メルトは水晶玉に手をかざした。すると 水晶玉に草木が写った。
メルト「これは・・・森?」
ハク 「メルト君は植物を操る能力みたいだね。」
メルト「植物を操る?」
コウ 「それも いきなりランクB すごいね~。」
メルト「え??」
ハク 「死神1人1人が持つ能力にはランクがあってランクE~ランクSSまで。だからいきなりランクB
は珍しいだよ。メルト君がランクAになったら四季も操る事が出来るね。」
次はシグメが手をかざした。水晶玉には【心】という文字が写った。
コウ 「やっぱり、シグメ君は人の心を読む能力のようだね。ランクB かな。」
シグメ「・・・僕がランクAになったらどうなりますか?」
コウ 「今は人の心しか 読めないけど ランクAなら動物の心を読む事が出来るかな。」
2人はマンションに戻り、また、明日 回収を行う。
でも、明日から別々に仕事をする事は2人はまだ知らなかった。
メルト「ただいま戻りました。」
テティ「お帰りなさい。メルト君、シグメ君。」
リコル「あ、シグメ君、メルト君お帰り。どうだった?」
メルト「色々ありましたけど、無事回収出来ました。」
モモ 「お疲れ様です。では報告書を出しに行きますね。リコルちゃん行きますよ~。」
リコル「はいはーい。」
リコル達が去った後もシグメはずっと下を向き 黙り込んでいた。
メルト「シグメ君 大丈夫?」
流石に心配になったメルトが声をかける。
シグメ「・・・・・・。」
一切喋らなかった。メルトはうつむいてしまった。その時
コウ 「メルト君を困らせちゃダメだよ~ シグメ君。」
メルト「コウさん!」
コウとハクが歩み寄る。2人のまとうオーラが少し違った。
コウ 「死神が人の死に同情しちゃダメだよ。回収する時は【感情】を捨てなくちゃ。」
コウは笑った。コウのまとったオーラは今 死神その者のオーラだ。
その笑顔にシグメはゾッとした。コウの言葉が怖い・・・。これが死神なのだろう。
ハク 「仕方が無いよ コウ。シグメ君は初心者なのだから。でも、シグメ君
死神は人に同情してはいけない。コウの言う通り【感情】を捨てて回収を行う。」
メルト「どうして感情を捨てるんですか?」
ハク 「死神がそういう者だから・・・。」
4人の間に嫌な空気が漂う。そこにー。
タッタッタッ
テティ「コウさーん。」
鈴のような声をした女性 コウの管理人 テティが駆け寄ってきた。
コウ 「ん?どうかした。」
テティ「新人死神の能力検査の準備出来ました。」
ハク 「もう、能力検査をするのか?」
コウ 「うん ハクも見たでしょ?シグメ君の様子じゃ、もう能力が使えるみたいだからね☆ 」
メルト「あの、能力検査って?もしかして シグメ君の心を読んだ事と関係があるんですか?」
コウ 「大ありだよ。メルト君も 使えると思うし まずは検査から。」
ふたりを連れてやって来たのは研究所みたいな所だ。ハクが研究所の奥から水晶玉を持ってきた。
ハク 「はい この水晶玉に手をかざしてごらん。」
メルトは水晶玉に手をかざした。すると 水晶玉に草木が写った。
メルト「これは・・・森?」
ハク 「メルト君は植物を操る能力みたいだね。」
メルト「植物を操る?」
コウ 「それも いきなりランクB すごいね~。」
メルト「え??」
ハク 「死神1人1人が持つ能力にはランクがあってランクE~ランクSSまで。だからいきなりランクB
は珍しいだよ。メルト君がランクAになったら四季も操る事が出来るね。」
次はシグメが手をかざした。水晶玉には【心】という文字が写った。
コウ 「やっぱり、シグメ君は人の心を読む能力のようだね。ランクB かな。」
シグメ「・・・僕がランクAになったらどうなりますか?」
コウ 「今は人の心しか 読めないけど ランクAなら動物の心を読む事が出来るかな。」
2人はマンションに戻り、また、明日 回収を行う。
でも、明日から別々に仕事をする事は2人はまだ知らなかった。