あの夏の日 #6
黄色いリボンが乗っていた。
「可愛い!」
「でしょ!でしょ!」
「ありがとう!加衣、大切にするね!」
「うん!」
加衣の頭の上にも、イロチのピンクのリボンが乗っていた。
ボーン、ボーーン。…
鐘の音。7時55分を知らせる音。
「ヤバイ!急ぐよ加衣!」
「えっ?あぁー」
ダダダダダダダ…ダダダダダダダ…
ハァハァハァハァハァハァハァハァ…
私は、元ソフト部だったから体力に自信があったが、加衣は、
「莉咲、加衣、もう無理」
「いや、スピードアップだー」
私は、加衣の手をひいて駆け出した。
「可愛い!」
「でしょ!でしょ!」
「ありがとう!加衣、大切にするね!」
「うん!」
加衣の頭の上にも、イロチのピンクのリボンが乗っていた。
ボーン、ボーーン。…
鐘の音。7時55分を知らせる音。
「ヤバイ!急ぐよ加衣!」
「えっ?あぁー」
ダダダダダダダ…ダダダダダダダ…
ハァハァハァハァハァハァハァハァ…
私は、元ソフト部だったから体力に自信があったが、加衣は、
「莉咲、加衣、もう無理」
「いや、スピードアップだー」
私は、加衣の手をひいて駆け出した。