あの夏の日 #6
「だろだろ?」
先輩は、すごく嬉しそうに笑う。
可愛いな!

見惚れていると
「お前の方が、かゎぃ…」
先輩の声が小さくなって行った。

「あの、ぺちゃりんこぐみ同好会を作りませんか?」
私は、一か八かで提案した。

先輩は、目を輝かせて
「いいな!作ろう!俺も考えてた!」
って、言ってくれた。

こんな、1日でドタバタして一気にこんなに近づいて…

私って、本当に幸せ者。
< 59 / 67 >

この作品をシェア

pagetop