俺を溺れさせて
目を輝かせた子供みたい

横で説明してたら後ろから肩から腕を絡めてきた
息のかかる耳元で、一緒に住まないか?って抱き締めてきた。

耳元にかかる息にどぎまぎしてたら
耳たぶを甘めに噛んできた。

ひゃ~ん

体が硬直して、鳥肌が全身を覆い被さった。

怖い・・・いや

「やめてください・・・」

「やめてくださいって?」

怖い・・・・気を失った。

おい、あれだけで?
いろいろと男がいたはずだが?
耳たぶを噛んだだけで?
嘘だろ?

バージン?

頭を抱えても仕方ないから
ベッドに運んだ。

こうなったのも俺の責任
泊まり込む事にした。



何にも知らないんだよな、麻衣さんの事なのに早まりすぎた
でも離れてはいられない、一緒にいたいって思ったのは、初めてだ。


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