俺を溺れさせて
みんなの前でも二人は、いつものように
「天と地と匠馬さんに感謝して今日もいただきます」

麻衣の関係者声あわせて

『まだしてるんだ、懐かしい』

て言いながら心内、本当なら僕が麻衣さんの隣にいたはず、こいつがああ言った事しなけりゃあって一斉に、女を睨んだ。

「何よみんなして、楽しかったでしょ?」

何が楽しいもんか、逃がした麻衣は惜しかった。本当後悔ばかりしていたあの頃、馬鹿だったな。
麻衣がそういう事をするわけなかったのに・・・・

「匠馬さん、これ美味しい」

「だろ?麻衣さんが好きかなって作ったんだよ」

「ん~幸せです」


「麻衣、幸せだろ?」

「ん~幸せだよ」

「青野さん、麻衣をよろしくな、何かあればまた駆けつけるから」 「ありがとう、頼もしいです」
< 33 / 65 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop