notitle
1章
僕はここに産まれた。
産まれたことなど覚えて無いし、その時の親の顔など知らない…
でも、僕が産まれたのは、親は知ってる。その回り人達も知ってる。
だから僕が産まれた証明は、今の自分が存在していることを親が証明している。

僕が産まれた時、親に喜ばれたのか…嬉しかったのか…それはその時には知らないことだった…今の親が本当に自分の親なのか…それはわかんない。
けど、今の親が自分の親だと信じてる。
違うと言われても、僕の親は今の親しかいない!
そんなことをふと思った…
< 1 / 4 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop