未来から下剋上しまーす!
「莉茉ってば、流石にそんなことあり得ないでしょう!
元クラスの人と同じクラスって結構珍しいんだよ?
まさか…ねぇ…………っ!」
『まさか…だと思いたいわ…』
莉茉と沙耶が7組の名簿表を追っていくと…
〝瞬雷 春希〟
その名前を見つけた瞬間、莉茉は頭を抱えた叫ぶ。
『Oh....My god!!!!!!
あぁ、莉茉の神よ!!
なんてことをしてくれたの!?
なぜ、莉茉と沙耶を引き離すの!?
なぜ、この憎っくきうざったらしいムカつくこの春希くんと同じなの!?
あぁ、神よ。
正気ですか?
目が覚めてますか?
寝ぼけてません?
莉茉が頬を思いっ切り叩いて目を覚めさせてあげましょう!』
莉茉は手を祈るようにして、絶句する。