未来から下剋上しまーす!
「いーや?なんでもない!」
「さ、さーて、皿を洗おうーっと!」
「お、俺も手伝うぜ」
「あ、あら!
ありがとう!」
『なーんか、怪しい…』
「棒読み感満載ですネ…!
お2人!」
蒼竜とリュタにジロリンチョっと見られ、肩を揺らす2人。
ギクリッ
『ま、いいや。
ごちそうさま、沙耶。
今日も美味しかった』
そして、蒼竜がリュタを連れて部屋に戻っていく。
去って行った2人にほっとため息をつく。
「うーん、やっぱり私達も少しだけ調査してみる?」
「だな。
何かあってからじゃ遅いしな」
「よし、じゃあとりあえず明日は莉茉と一緒に学校に行くということで…!」