未来から下剋上しまーす!
「え、そこまで言っちゃう?本人いるのに?
俺、悲しいんだけど…。
俺すっごく嬉しかったのに…!
また、莉茉と一緒とか運命じゃん!」
『あーのーねー!!!
莉茉とあんたは、敵なの!
暴走族なの!
馴れ合いとかしてる仲じゃないの!
Do you understand?』
「Yes!!!
まぁ、ちょっとぐらい…いいだろ?
俺、莉茉のこと好きだし」
「懲りないね、春希君も。
尊敬するよ…。
こんなめんどくさい子を好きになるなんて…」
「好きになった子が莉茉なんだから、仕方ないよ。
後から先にも、莉茉以外好きになれるか分からないから追い続けるよ
初恋だし」
『…初恋は実らないかと』