未来から下剋上しまーす!


「えへへー!

やだなぁ、そこ聞いちゃいマス?」


「ちょ、ソラナやめろよ!」


慌ててニヤニヤするソラナを止める春希。


「おい、春希。
あんなことやこんなことを否定しないいあたり、怪しいぞ!


お前は莉茉一筋じゃなかったのかよ?!」


その言葉に目を泳がせる春希。


「それは…『うっせぇな。朝っぱらからギャーギャー騒ぐな』」


莉茉はいつの間にか蒼竜に変わり、鶴の一声を発した。


「フフフフフ」


ソラナが含み笑いをする。

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