未来から下剋上しまーす!
「えへへ。
照れなくていいんですヨ?
春希サン!
いや、春希!」
「いや、やめろって!
だから、俺は莉…『お幸せに』」
蒼竜は冷たく言い放つとみんなを置いて学校の中に入っていった。
「エヘヘ!
お幸せに…だっテ!
幸せになろうネ!春希!」
「莉茉…」
春希がつぶやいた瞬間、校内から大きな悲鳴が。
「「「キャーーーーー!蒼竜様が挨拶を返してくれたわ!!!!」」」
「莉茉…じゃなかった、蒼竜の人気は健在で変わらず…ね」
「今のところ、あんまり変わりねぇな」
「そうね、調査は続けましょう」
1日目▷▷調査員の圭と沙耶の見た感じでは大きな変化なし。