未来から下剋上しまーす!


蒼竜は一瞬にしてソラナの腕をつかむと地面に叩きつける。

ガンッ


ソラナがうつ伏せに倒れる。

そんなソラナのツインテールをグイッと上に引っ張る。


「ウウッ…!」


『ほら、弱点近くにあるよ?』


するとカッと目を開き、蒼竜を掴む。


『っ…!!!う…っ!』


「へへへへへ…!
形勢逆転…!」


怪我した部分を強く掴まれ呻く蒼竜。


「なーんダ!簡単!」


『っんなポンコツに…!』


ソラナはベシベシと傷口を叩く。


「エ?聞こえなかっタ…!」

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