未来から下剋上しまーす!


『誰がやられっかよ!!』


その言葉で蒼竜はソラナの脇腹を蹴りあげる。

蹴り上げられたソラナの身体を地面に押し付け、顔面を殴る。


『っつ…!はぁはぁはぁ!』


肩の痛みで荒い息のまま、怒りに身を任せ殴り続ける。


『はぁはぁ、痛みを分からせてやる…!!』


バキッ

ドカッ


「もう、やめろっ!!!」


春希が蒼竜とソラナの間に入り、蒼竜の拳を止める。


『なんで…お前が…!?』


「はる…きィ…」


驚く蒼竜と弱っているソラナを見て叫ぶ。

< 176 / 373 >

この作品をシェア

pagetop