未来から下剋上しまーす!


「くだらない、言い訳いらないわ…。

それより、明後日の球技大会のバスケちゃんと来なさいよ?

先生とか蒼竜ファンクラブとかクラスメイトが莉茉のこと待ってたよ?


来ないとつまらないだって…!」


『別に莉茉がいなくたって、ソラナがいるからいいんじゃない?』


そっぽを向く。


「あ、の、ねぇ!


そんなこと言う暇があったら、蒼竜ファンのみんなに土下座しなさい!」


『は?なんで』


「みんなが応援したり注目してるのは莉茉なの…!
分かる?


ソラナちゃんなんかじゃ、代わりにならないの!」


『でも…』


「まだ言うか!このワガママ娘!

私は今の何かに悩んでウジウジしてる蒼竜、莉茉が本当嫌。

殴り飛ばして、熱湯ぶっかけたいくらいムカつく!


なんなの!?

そんな風にクヨクヨ悩んじゃってさ?

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