未来から下剋上しまーす!
ピーーーッ!
「16対4で3組の勝ちです」
「16対4とか…沙耶のクラスどんまいじゃん」
「だね…。
でも、莉茉まだ本気出してないよねー。
まぁ、あんまりクラスの子落ち込んでないし…ま、結果オーライ!」
莉茉は愛里須に近寄り、背中をポンッと叩く。
『お疲れ。
・・・
案外やるじゃん、愛里須』
「名前で呼んでくださったわ!
昔ちょっとだけかじってましたの!」
『俺、少しお前を見直した』
「嬉しいですわ!
このまま目指せ優勝ですわっ!」