未来から下剋上しまーす!
波乱のバスケ!?
決勝戦
「これより、決勝戦を始めます。
3年7組Aチームvs3年7組Bチーム」
「きゃぁあん!!」
「蒼竜様ぁああ!!」
「がんばってぇええ!」
『…ったくうるせぇ…』
口をひくつかせながら、位置に着く。
「蒼竜様!
優勝しますわよ!!」
『分かってるよ、本気』
そう言うと蒼竜は目をスッと細める。
視線の先にはソラナがいた。
「逃げてないんですネ…。
嬉しいデス。
うち、決めましタ。
この試合の結果をどうするカ」
ニヤリと不気味に笑うソラナ。
『へぇ、どんな試合結果?』
「それはやってからの…お楽しみ…でしょウ?」
その途端、ソラナが動く。