未来から下剋上しまーす!
「じゃー2つ目の疑いな。
お前…それただ捻っただけだと思ってんだろ?」
そう言って左足を指差す。
『なんでわかって…!』
「いや、見てれば分かるし。
結構腫れてんじゃん。
早く保健室行って応急手当しないと悪化するぞ?」
『だから行こうと思ったら…2年に捕まって…』
「たまたま通りかかったから、酷そうし運んでやろうと思ってな。
近寄った。
そして、助けてみた。
どう?これで」
『…うん、晴れた』
その言葉にニコッと笑う。
「じゃあ、行くか?」
そう言って莉茉を抱っこしようと手を近づけると、手を弾かれる。