未来から下剋上しまーす!


『別にもう今更隠す必要ないでしょう?


バレバレじゃん笑』


「「あ…う…あ」」


莉茉の鋭い質問に口をパクパクさせる2人。


『それより、早く手当てしてくれるならやってくれない?』


「あ…そ、そうだったわね!

今からやるわっ!



ってそうじゃなくって!!!」


先生が困ったように莉茉のことを見る。


『心配しなくてもバラさないよ。


流石にそういうので莉茉も巻き込まれたくないし』


莉茉が興味なさげに話すのを見て安心して手当てに取り掛かる先生。


『あ、でも…

変な真似したら何するか分からないけどね』


ガッチャーーーーン


手当ての道具が落ちる。

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