未来から下剋上しまーす!


『被害を最小限にするためにはこの道しかない。


下っ端の仲間をむやみやたらに戦わせ、死なせるぐらいなら…』


「…」


『早く行け。

俺の命令が聞けないならここでお前も殺るぞ』


蒼竜の言葉に渋々、天竜のところに加わり次々と倒していく。


『実際、そんな体力ねーよ…』



ドカッ


音ともに銀竜が飛ばされる。


「そうだー!!
その調子でいっちゃってー!いっちゃってー!!!ゴーゴー!」


仲間が大半やられているというのに、焦る様子もなく獅子雄が1人の男を応援している。


恐らく、銀竜を飛ばしたのもあいつだ。


筋肉はムキムキだし、顔もいかつく、殺気もそこそこのものだ。


あいつと獅子雄が一番手強いと見ていいだろう。

< 301 / 373 >

この作品をシェア

pagetop