未来から下剋上しまーす!


『なっ…!?

う…くそぉ…からかってるでしょうっ!!!



もうっ!!


そんなわけ…あるんじゃないっ?』


「ぶふっ…!」


莉茉はあっかんべーをしながら、素直に言うと、春希が吹き出す。


『わ、笑うなっ!!!』


「ごめんごめん。


つい、吹き出しちゃった!

莉茉って本当ツンデレ…!」


『は?ぶん殴るわよ、』


ガチトーンで握りしめた拳を振り上げる莉茉を慌てて制する。


「お、落ち着けって!


この前、莉茉が見たのは

ソラナにそういう、莉茉が嫌がるようなこと。やめて欲しいって伝えにいったんだよ」


『じゃあ、なんで抱きしめて…?』


「お、怒んなよ?

ソラナが言ったから…っていうか、なんかありがとうのハグみたいな感じ?


ほら、外国人同士でよくやってるじゃん?」


『はぁ?
なにそれ意味わかんない』

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