未来から下剋上しまーす!
「えぇえ!?
違いますよ!!
びっくりしちゃったんデス!!」
『お前の姉貴のソラナ?をよく分からないその魔法道具で縛ってる時点で、普通の人間とは思うまい』
「あ、コレのことですカ?」
そう言って、リュタはその魔法道具と呼ばれるものを取り出す。
「え、なにこれ!?」
「あれみたい、フレッシュ◯◯キュアみたいな?」
「あぁ!それなら星型だからセーラー◯◯◯の方があってんじゃね?」
『うるさい、お前ら…』
「面白い人達ですネ!
これは、〝スターダスト〟と言いマス。
多分この世界では、未来の魔法道具とでも言われるものだと思いマス。
これで大体、敵を縛ったり攻撃したり、防御に関してはこれひとつで身を守れるんデス」
『へぇ…これが……』
怪訝そうに渡されたスターダストを見て、軽く叩く。