未来から下剋上しまーす！

「嫌だなぁ！

みなさん、そんな老ちゃってるんですカ？


それとも、うちの声が美しすぎタ！？


照れますネェ、照れますネェ！！」


勝手に照れ出すソラナ。


「ちょっと、悪りぃ。

顔面殴らせて？」


雷翔は、ニッコリと笑ながらソラナの肩をつかむ。


「はーい、喜んデ！






って、ちゃうワ！！


な、なんで！？
え、そんなひどいこと言っタ？


えぇ！？てか、は、離してくだサイ！！」


慌てて雷翔から離れるソラナ。


「ソラナちゃん…、お熱あるよね？」


「…ないデス……。

ぴんぴんの平熱デス…」


「じゃあ、ソラナちゃんの思考回路はどうなってるのかしら？」


「みんな…鬼デスネ…！！」


困っているソラナを見かねた蒼竜が声をかける。