未来から下剋上しまーす!
『下剋上したいとか言ってるけど…
俺、一応無名の暴走族なんだけど?
俺なんか下剋上しても、何も得られねぇよ?
雷翔の方が価値がある』
「や、やめろよ、蒼竜。
こんなやつの相手したくねぇわ!」
「もう、慣れましたヨ!
話を進めましょウサギ!!
ななな!?!!
何言ってル!?
蒼竜サンはうちらの時代ではスーパーハイパーミラクル有名人ダヨ!?」
「俺をシカトかよ!?」
『は?
さっきのリュタの話といい、お前の話といい…意味分からん』
「2人してシカトとか…圭並みの扱いとか…辛いわ……黙る」
雷翔は顔を抑えて泣きながら隅に引っ込む。