未来から下剋上しまーす!
「お前らの上下関係おかしくね?」
「細かいツッコミはお断りだゾ?
てへぺろ☆」
「…リュタ君、殺っていいかな?」
ウィンクするソラナに雷翔は笑顔で握りしめた拳を近づける。
「お任せしまス!ニコ」
「ノォォオオオオ!!!」
『お前ら、うっせぇ。
いつ話すんだ…!
話さねぇなら、追い出すぞ』
「お話しよーではないカーー!!
蒼竜サン、よく思い出してください。
蒼竜サン、1度でも暴走族界世界No.1になったこと…ありませんカ?」
『ん?
あぁ、ある。
すぐにコイツに返したけどな』
雷翔を指差しながら言う。