桃色先生。
高崎 棗
階段を上り扉を開けたらいつもの屋上。

あたしは適当な場所に座りこんだ。

少し気持ちを落ち着かせようと深呼吸。

「高崎といると調子狂うー」

頭を抱えて悩んだ。

いつからこんなに乙女になったんだ?

頭撫でられただけで心臓パニックだ。

よりによって高崎だし…。
頭をわしゃわしゃと掻き乱した。
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