桃色先生。
切れ長い目で見つめられたら、目を話せれない。

低い声が耳から離れない。

たまに見せる笑った顔が気を許してしまいそうになる。

ホントたまにしか見せないけど…。

どーしちゃったんだろ…。

脳みそどーかしちゃってる。

「ちくしょぉお!」

誰もいない屋上で一人叫んだ。
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