桃色先生。
家庭崩壊
チュンチュン…

小鳥のさえずりと太陽の日差しがカーテンの隙間から見える。

うざったいくらいあたしの目に向かって…。

「んー…。」

眠たい目をこすりながら、体を起こした。

ケータイを手に取り、時間を見た。

「まだ6時半かょ…。」

大きく息を吸い、伸びをし、ベッドからおりた。

汚く散らかった部屋を裸足でぺたぺた歩かながら

時々CDのケースを踏んだりしてたまに痛い。

「…そろそろ部屋片付けないとな…。」

そう思いながらリビングにおりた。

階段をおりてる途中、母と父の声が聞こえた。

キャンキャン声で吠えるように母の声が。




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