桃色先生。
鍵なんてかかってない。

いつだって出入りが出来てしまう。

だからこの場所が大好き。

勝手に"居場所"にしちゃってるけど。

誰かと一緒にいるより、ここで横になるのが1番安心出来る。

まだ肌寒い風が吹いていた。

屋上があたしの心地よい場所。
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