桃色先生。
高崎は軽く息を吐いた

「なんで俺がいるかって?」

眉間にしわを寄せあたしを睨む高崎。

真顔で高崎を睨むあたし。

「日下部のじぃちゃんはどーしたかって。」

あたしは聞き直した。

「日下部先生はじぃちゃんじゃねぇし、今日から入院したんだょ。」
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