桃色先生。
嫌味っぽく言う高崎。

「授業高崎がするならあたしやる気失せた。」

はぁーとわざと大きなため息をついた。

「お前最初からやる気ないでしょ。」

そういうと高崎はあたしの頭をボンボン叩いて、教壇に向かって歩いて行った。

あたしはムスッとした顔でまたふせようとしたら

「藤原。寝たらお前1ね。」

なんて脅された。

一日で国語がいやになった日だった。
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