桃色先生。
「ってかなんで大門じゃないわけ?なんであんたなわけ?」

嫌味たっぷりな感じて高崎を見ながら言った。

「大門先生は、会議で放課後はいれなくなったんで、俺が変わりにお前のお守りをする事になっちまったんです。」

くそーとも言わんばかりに言う高崎。

「マジ最悪だぁ。」

椅子の上で踏ん反り返りながらクダーってなった。

「最悪なのは俺の方だよ。家で俺の帰りを待ってるのによ。」

「あんた彼女いんの?冷たそうなのに?有り得ないな」

鼻で笑ってみせた。
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