桃色先生。
「人は見た目で判断するもんでないぞ。」

呆れた顔をしながら手を横に振った。

「見た目通りな奴じゃん。」

色で例えるならラメ入り紫って感じ。

「そしたらお前は超ブラックだよ。」

超ブラックってどんな色だょ。

「ってかよ。俺お前と世間話しするためにいるんじゃねぇんだよ。」

気が付けば時計は5時になりそうだった。

「あー。高崎がくだらない事ばっか言ってるから。」

「は!?俺のせいじゃないし。」

「あーもう。テキトーになんか言ってよ。」
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