桃色先生。
ふぅと軽く息をはき

「簡潔に言えば、なんでおまえジャージなわけ?」

下から見下ろされ指を指された。

「…別に。ってかあんたに関係なくねぇ!?」

当たり前の事を言われたけど、相手が高崎だったからムカついた。

「関係あんだよ。」

さっきとは違い深くため息をはいた。

「おまえと今ここで言い合いしても無駄だな。」

そういうと高崎はあたしの腕を掴んだ。
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