桃色先生。
優しさ
「…で、質問はそれだけ?」

「ん?…あぁ。じゃあ本題にはいるけど。」

なんか意味あったのかな?って感じに、あたしは首を傾げた。

「なんでジャージなんだ?」

「え…っと。」

言い訳なんて考える暇なんてなかった。

しかもあたしが相談室にまで来たのも予想外の事。

「えっと。制服のまま寝てシワシワになったから。」

嘘なんかじゃなく、本当だからそのまま言ってみた。
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