starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
玄馬の顔が近付き

吐息がかかり

そっと唇が触れる…

震える理桜の唇にもう1度ゆっくりと玄馬は自身のそれを押し当て重ねた…

「…少し唇開けて?」

緊張でいっぱいの理桜はどうして良いか解らず言われるまま少し開けた。その間を見逃さないよう玄馬はもう一度角度を変えて重ねた。ふっと離れると再度唇を親指でなぞった。

「…初めてか?」
「その……」
「いい…俺が教える」
「…ばか」

そう呟く理桜をそっと抱きしめた。

「好きだ…」
「玄馬君…///」
「いい加減取れよ。」
「え?」
「玄馬でいい」
「…玄馬……////」
「何?」
「私も…好き」
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