starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
「聞こえない。」
「嘘ばっか。」
「どうだか。」
フフっと笑い合う2人はそっと体を離した。
立ち上がり背中を向けた玄馬の姿の先に理桜が見た物は自分があげた恐竜のフィギュアがあった。それを見た理桜は玄馬の背中に凭れた。
「どうした?」
「ありがと」
「何が?」
「…ティラノザウルスだったかな…あれ」
「あぁ…」
「捨ててるかなって思ってた。だってあげた日から何にも反応無かったから…」
「…捨てるわけ無いだろ。そうだ。これ」
「え?何?」
「明日、誕生日だろ。」
「そうだけど…」
「誰より1番最初に渡したかったから。」
そういわれ受け取った理桜。
「嘘ばっか。」
「どうだか。」
フフっと笑い合う2人はそっと体を離した。
立ち上がり背中を向けた玄馬の姿の先に理桜が見た物は自分があげた恐竜のフィギュアがあった。それを見た理桜は玄馬の背中に凭れた。
「どうした?」
「ありがと」
「何が?」
「…ティラノザウルスだったかな…あれ」
「あぁ…」
「捨ててるかなって思ってた。だってあげた日から何にも反応無かったから…」
「…捨てるわけ無いだろ。そうだ。これ」
「え?何?」
「明日、誕生日だろ。」
「そうだけど…」
「誰より1番最初に渡したかったから。」
そういわれ受け取った理桜。